ラテンダンスのすゝめ№5 スリーアレマーナ編
どうも~稲田です。
ラテンダンスのすゝめ第五回のテーマは『スリーアレマーナ』です。
スリーと名の付くステップはどれも難しいステップばかりですよね。
サンバの”スリーステップ”
ルンバの”スリースリーズ”
そして今回の
”スリーアレマーナ”
これ等のステップはラテンダンスの中でも特に難しいとされるステップではないでしょうか?
ちなみに前回の№4では『オープンヒップツイストの踊り方のすゝめ』について大切なポイントについてお話ししましたのでこちらもみておいてくださいね!
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「スリーアレマーナはどうやってやるのでしょうか?」とよく聞かれるステップの1つですが、抑えるポイントは実はそれほど多くありません。
※今回は頻繁に使われるファンポジションから始めるスリーアレマーナについてのお話しです。
ルンバのスリーアレマーナはこう踊る
スリーアレマーナ男子の注意点
まず最初に男子の注意点が3つあります。
キーワードは
①ライトサイドポジション(RSP)
②パートウェイト
と
③左手を女子の右肩の上
1つずつ見ていきましょう!
まずは①の「ライトサイドポジション」についてです。
ファンポジションからスタートし、スリーアレマーナの5歩目と6歩目が最初のポイント
●男子5歩目の左足を『少し左の方へ前進』し、6歩目で右足をクローズした時に女性を男性の右横の位置、ライトサイドポジション)にリードします。
そして、ライトサイドポジションになるためには5歩目で男性は【左の方へ前進】することで6歩目の右足を左足に閉じた時にライトサイドのポジションが作り易くなります。
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●次の7歩目で男性が横にステップする時に【パートウェイト】でステップします、パートウェイトとは中間バランスの事ですね。
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●その男性7歩目の時に【左手を女子右肩の上に上げてから】⇒次の8歩目と9歩目で円を描くように女性を左に回します。
当然ながらこの時に男性は自身の左手で女性右手をホールドしてますが、男性から見たら女性の右肩は遠くに位置しています。
遠くの位置にいるのに男性7歩目でさらに左足横にステップして体重を乗せきってしまうと女性を「右肩の上で上げる」位置が保てなくなりむしろ左側に引張りすぎてしまいます。
なので、男性は7歩目で先ほどの”パートウェイト”で体重を中間に保つことで女性を引張らずに「右肩の上で上げる」動作が出来るようになります。
スリーアレマーナ女性の注意点
女性の最も重要なポイントは大きく3つあります。
ポイント①女性の6歩目の左足前進を男性の右サイドで行います。
この時に、6歩目の左足前進歩を右足と同一直線状に前進し⇒半回転(180度)します、この時、男性の右側真横に立ちますが、これがライトサイドポジション。
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ポイント②7歩目で右足を鋭角気味の左斜めに前進する時に、送り足の右足のT(トォー)で床を押して⇒フラットになっている左足ボールで左回転します。
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ポイント③7歩目の左回転が終わった後が大切、体は右斜めに向いて終わっています、つまり回転は3/4回転で終わります。※回転しすぎて正面を向いてはNG
これら3つが特にスリーアレマーナを踊る際に意識する重要なポイントです。
特にこの3つが出来ていればスリーアレマーナは8割方できています。
あとは残りの8歩目以降を行います。
次の8歩目のカウント3で左足とボディが共に正面に向いて前進して、カウント3の終わりで(3&の”&”ですね)半回転して男性の方に向きます※この時の右足はボールで着地しヒールは着いてません、いわゆる”プレスドフォワードの状態”です。
ルンバスリーアレマーナのポイントまとめ
【男性のスリーアレマーナのポイント】
まず最初に男子の注意点が3つ
①ライトサイドポジション(RSP)
②パートウェイト
と
③左手を女子の右肩の上
”5歩目”と”7歩目”がポイント、5歩目の左足は”少し左の方向”に前進し”7歩目”はパートウェイトで横にステップする事で、女性への正しいリードができる。
【女性のスリーアレマーナのポイント】
①女性の6歩目の左足前進を男性の右サイドで右足と同一直線状に前進し⇒半回転(180度)しライトサイドポジション。
②7歩目で右足を鋭角気味の左斜めに前進する時に、送り足の右足のT(トォー)で床を押して⇒フラットになっている左足ボールで左回転
③7歩目の左回転が終わった後が体は右斜めに向いて終わる、回転量は3/4回転
次の8歩目のカウント3で左足とボディが共に正面に向いて前進して、
カウント3の終わりで(3&の”&”ですね)半回転して男性の方に向く※この時の右足は”プレスドフォワード”
是非お試しくださいね(^_^)|
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